或る営業女子の日常

上機嫌で、浮足立たず、毎日を大切に生きること。

自分が年齢を重ねたから

祖父の容態が芳しくなく、実家に一泊の帰省。

気丈な祖父のことだから、
まさか自分が余命わずかなんて思ってもいないんじゃなかろうかと思って「仕事でたまたま帰ってきたから寄ったよ〜」なんて嘘をついたりした。

看護士さんの
「〇〇さん(祖父)はみんなの人気者だから、
みんな嫌なことがあったらこの部屋に来るんですよ」という言葉が、本当に最後の最後まで祖父らしいと、うっかり涙をこぼしそうになってしまった。

私は感情に蓋をしていたのかしら、
いまこの文章を帰りの新幹線で書きながら涙が止まらない。


自分が年齢を重ねたから、
もちろん周りも同じだけ年齢を重ねていて、
去年も祖父を見送ったばかりなのに。


またも別れが近づいている。


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