或る営業女子の日常

大切なのは、浮足立たず淡々と生きること。

生きがいとまではいかないが、間違いなく仕事に生かされている。

めざましをかけずに心ゆくまで眠る幸せは、
わんころに起こされることで、いとも簡単に崩れゆく。
「むむむ」と思うことも多いが、
彼らの不在で熟睡できてもそれは安眠ではないので、
起こされるうちが幸せだと、私は知っている。
今朝もそんな感じだった。だいぶ譲歩してもらったけど。




仕事の目処がついた途端に、
放置していた諸々を片付けないといけなくて、
それは例えば車検を控える車の今後のことだったり(ディーラーに持ち込むのか、狙っている車を求めて中古車屋さんを検討するか、とか。)、いつまでも動かす機会を失ってそのままになっているNISAの金融機関変更とか、迫り来る確定申告とか、年末年始の帰省の時期とか、ボーナスを前に買い替えたいーまたは追加したいースーツのこととか、どうすればこの荷物の山の部屋をシンプルに美しく整理できるのか、とか。マスカラを買わなきゃとか、早く欲しいオードパルファムのこととか。本当は月一で行きたい身体のメンテナンスのこととか(そろそろぼろぼろである)。


よく頑張ったから褒美を与えよう、って感じで、
すべてがすいすいと決まったら楽なのだけれど。